本物のナンパ

ついにこの日がやってきた。

俺は本物のナンパに出会ったのだ。

スペシャルと出会って2ヶ月後。

俺はスペシャルの隣に立っていた。

舞台は新宿。

初のタッグだ。

ここから俺は本当に沢山のことを学んだ。

しょっぱなから気付いたのは、ナンパでは(自信のないうちは特に)2人で行動することだ。

まず、早めにバーに行って椅子を確保する。

そしてその椅子をキープしつつ、女の子を見つけたら片方が声を掛けに行き、「椅子取ってあるからこっち来ない?」と持ち掛けるのだ。

この時点で俺たちのフィールドに女性を誘導できる。

HUBなんかは混むと椅子がなくなってしまう。

だからこそ早めに行って椅子を確保し、混んでも椅子を確保し続けることで俺達にはメリットが生まれる。

これを活用する。

(まぁ、これはベターすぎてもはや最高のナンパ師には必要ないかもしれない)

このデメリットは早くに行っても行動開始はだいぶ時間が経ってからになってしまうということか。

また、さすがにできなかったが女性を子馬鹿にすることを言うというテクニックもある。

これを「ネグ」と言う。

例えば女性2人組に話しかけるとき、

「今日は二人で来たんだ?分かった、どっちかがフラれたんでしょ?」という感じだ。

このすごいところは、女性を下に落とすというところだ。

普通、ナンパは男性から女性に声をかけるので、話すか話さないかは女性に決定権がある。

つまり、最初から既に女性に優位性があるのだ。

そこで女性を蔑む(ような表現を使う)ことで女性の上に立つのだ。

これははじめて聞いたときは意味不明で、このナンパの時も俺は使わなかった。

だが、おそらくかなり効果があると思う。

実際、スペシャルは本当にこの技を使っていた。


前置きが長くなったがこの日のナンパはエキサイティングで、俺にとっては新たな門出になったものとなった。

最初はスペシャルに切り出してもらって、そこに俺も混ざるという戦法。

こうしてまずは「相槌を打つ」ところからナンパのイロハを学んでいた。

まるでハイエナだ(笑)

だがこれで俺自身も連絡先を2件ほど交換でき、新しい扉を開いた音が聞こえた気がした。

このスキルを身に付けたい。

そう強く思い、この日から俺はナンパ師になろうと決めたのだった。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


お疲れ様です!

間隔がまた開いてしまい申し訳ない・・・

事実はそのまま、解釈は無数に曲げて(笑)

このとき本当に楽しかったんですよね~

まぁもう寝るのでまた次回をお楽しみに。

Load to Pick Up Artist ~ナンパ師への道~

今まで地味に生きてきた筆者がナンパに出会って人生を変えていく物語

0コメント

  • 1000 / 1000