はじめてのナンパBAR
きっかけは友達からのなんでもない誘いだった。
「BARに行こうよ」
そんなありふれた誘い文句だったように思う。
最初にイメージしたのは静かで暗くい、バーテンダーが1人で切り盛りしているようなお店。
ウイスキーを嗜みながらバーテンダーを会話を楽しむ、そんな場所だと思った。
しかし、向かったのは渋谷のHUB、センター街店。
ここってBARというジャンルに入るのか!とそのとき初めて知った。
たしかにスポーツBARとして、サッカー日本代表戦を見に行ったことはあった。
だからこの日もサッカーを観戦しながらワイワイ飲むのだと思った。
しかし、店内に入ってみると・・・
いたるところに設置された液晶テレビを見る客は皆無、完全にナンパスポットになっていた。
そうか、HUBというのはそういう場所なのか。
29歳にして初めてナンパに出会ったのだ。
連れてきてくれた友達は男女関係なく楽しそうに会話に混ざっていた。
そこに混ぜてもらいながら、ついにこの時が来たのだ。
「じゃあ次は自分から女の子に声をかけてみようか」
一気に緊張が走る。
お酒を飲んでいるのに喉はカラカラ。
自分と格闘しながらも、女の子のグループを発見し、いざ突撃した。
・・・だが、なんて話しかけたかは全く覚えていない(笑)
ただ、相手から帰ってきた返事は「アイムコリアン」
韓国人だったのか!それは失礼!
そんなこんなで人生初のナンパは終了し、そろそろ帰ろうというとき。
先ほどの韓国人と自己申告してきた女の子たちは別の若い男性たちと日本語で楽しそうに話していた。
新しい発見を沢山しつつ、しかしナンパというものに興味を持ち始めた夜だった。
このときはまだナンパ師になりたいとは思ってもいなかったが。
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HUBってお店によって全然違いますよね。
渋谷センター街のHUBは常にカオスだし、アムウェイかな?をやっている人もたくさんいるし(笑)
最近は渋谷より新宿のほうがナンパスポットとしての色が強い気がしています。
渋谷はそもそも人多すぎ!
次回もまたお楽しみに。
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